こんにちは。
12月だから、年末だから、年の瀬だから、1月だから、新年だからしなければいけないとされているようなこと(例えば大掃除や初詣)は基本的にあまり好きではないのですが、年の瀬や新年にかこつけて普段からしたいと思っていることをするということに関しては波に乗ってくか~という感覚なので、2023年買ってよかったものをお伝えします。
この消費社会、いくらでも世の中に「買ってよかったもの」や「買うべきもの」、「買ってはいけないもの」、「買うべきではないもの」があふれるなかで、一人の消費者がいかに消費をし、一人の生活者がいかに生活をしたか。それ以上でもそれ未満でもないです。
- 買ってよかったもの2023 食べ物編
- 買ってよかったもの2023 書籍編
- 買ってよかったもの2023 インテリア編
- 買ってよかったもの2023 からだ編
- 買ってよかったもの2023 身に着けるもの編
- 買ってよかったもの2023 番外編
買ってよかったもの2023 食べ物編
ヒガシマルうどんスープ
休職して、食欲もなく、あらゆるやる気が起きないなか、私を救ってくれた存在。ありがとう。正確にはヒガシマルうどんスープと冷凍うどんと九条ネギとかまぼこと揚げ玉or油揚げ(すべてまいばすけっとで購入)だったけれど、やさしい出汁が本当にからだに沁みた。ベストバイまである。
もちろん存在はずーっと知っていたけれど特段手に取るわけでもなく、かけうどんを食べるときはめんつゆを適当に薄めていた、それまでの幼い私にさようならを。関西風の出汁が好きなんですよね~と話したところ、ヒガシマルうどんスープとかね、と何気なく教えてくれた友人に愛を。
大学の近くの和食店にサークルのあとで複数人で行って「おうどんは関東風と関西風が選べますが~」と訊かれては毎回関西風と伝えていたこと、そのときにサークルの人たちに毎回関東が何で関西が何かを説明させられていたこと、福岡(小倉の資さんうどん)で、富山で、金沢でうどんを食べたことを思い出す味。だいすきです。一生ついていくと思います。
バスマティライス
本当にうまい。無限に食べられる。普通に炊飯器で炊くこともできますが、茹でるほうがうまいとされているので毎回茹でて食べています。店を選べば日本の米と同じ値段で買えます。私は相模原市南区のHAJJI BABAで買っています。まじでおすすめです。
仕事が大変なときも頑張ってバスマティライスを茹でてカレーを作ると嫌なことを忘れられました。それすらできなくなって、だめになりました。来年はビリヤニをやりたいね。
カスリメティ
自分で作るカレーを大幅に、そして手軽にランクアップさせてくれる存在。フェネグリークの葉っぱです。みんな一度騙されたと思って買って自分で作ったスパイスカレーに散らしてみてください。「どうしても抜けない手作り感」がすっと抜け、「どうしても出せない店感」がすっと顔を出してきます。
もちろんスパイスのテンパリングとか肉の下ごしらえに凝るのもよいですが、とりあえずカスリメティを散らせ。それが一番手っ取り早い。たぶんイナダシュンスケさんもそんなようなことを言っていました。
旬のヤングコーン
多分人生で初めて食べたのだけど(少なくとも自炊をしはじめてからは初)、本当にうまい。糖度がすごい。オーブントースター/魚焼きグリルで焼くだけでとんでもなく甘い。もちろんとうもろこしの甘みはもちろんのこと、若竹のようなかろやかな青さと触感に、まるで魚卵のような舌ざわり。旬の味さいこー。ぼりぼり5本くらい食べられる。缶詰は嫌いです。
イタリアンパセリの苗
これは本当に良い。もちろんS&Bの袋入りのイタリアンパセリ(198円+税)をスーパーで買ってたくさん使ったパスタもうまいのだけど、ちょっとだけベランダから取ってきて仕上げに入れて香らせるだけで急にイタリアンパセリがイタリアンパセリ。
正直ね、正直、乾燥パセリって(正直、)色だけじゃないですか(ごめんね、乾燥パセリ好きな方)。イタリアンパセリはまじでイタリアンパセリです。
買うとき、イタパセって略したら母親に3回くらい「板わさ?」と聞き返された。イタリアンパセリは冬も越せるらしいので本当にかっこいいです!
マルナオ「上 八角箸 紫檀」
これは「買ってよかった Something to Eat」ではなくて「買ってよかった Something to Eat with」なのだけど、いい箸です。本当に良い。買ってよかった。
私は箸の持ち方が自己流なのが最悪なのですが、そんな最悪な箸遣いでもとてもつまみやすく、木の質感が手にもすんなりとなじみます。八角箸なのでグリップも強く、とくに麺類がやばい(参考:上掲のうどんの画像)。これはあまり良くない事象ですが、食べるのが速くなる、とすら言える。これを使うと、逆に、やっすい割り箸でものが食べられなくなります。あのー、外のイベントで売ってるうどんとかラーメンとかが絶対食べられなくなります。逆に。
これは仕事(半分遊び)で燕三条に行ったときに心躍ってお買い上げした品でございます。買ったとき一緒に行った先輩に「食器にこだわる人とかはいるけど箸にこだわる人ってなかなか極まってるね」的なことを言われたのですが、箸のほうが使う回数と持ってる時間長いし、箸のほうが身体に近いですから、という反論をしました。おうち時間最高の友。本当に買ってよかった。
買ってよかったもの2023 書籍編
下西風澄『生成と消滅の精神史』
もしかしたら人生で一番読んでよかった本と言ってもいいかも。古代ギリシャ、ソクラテス、デカルト、カント、ハイデガー、メルロ=ポンティ、ヴァレラ、万葉集、夏目漱石を渉猟して"心とは何か"を紐解いていく一冊。
たとえば初夏の海にひとり佇んでいるとき、遠い水平線を飛ぶ海鳥の声を聴き、潮の香りを感じる。涼しげな夏の光に包まれて、風に舞う飛沫をぼんやりと眺めながら潮騒に耳を澄ませる。昔の恋人を思い出したり、これからもまた生きていくんだという不安を感じたり、この世に生まれてきた意味を考えたりする。愛する人をひどく傷つけてしまったこと、友の温かい言葉に救われたことを想い出す。神様はいるのだろうかと空を仰いで、一篇の詩を口ずさむ。ふと我に返ると、湿った風が髪を揺らし、肌が優しくなでるのを感じる。喜びも苦悩も、相も絶望も、心の中で生成し、消えてゆく。
ほんの一瞬の間にとめどなく押し寄せる経験が、途切れることなく延々と続いていく。知覚も思考も、記憶も感情も感覚も判断も、途切れることなくすべてが同時に到来する。私たちは、これらすべてのはたらきを「心」と呼んでいる。
ープロローグより引用
下西さんの文章がそもそも好きなのだけど、かなり分厚い本(と薄い紙)でありながら非常に読みやすいし、難しいと思っていたカントやハイデガーなんかがすっと頭に入ってくる。哲学の長い歴史のうちでどこに興味があるか、にも気付けるという意味で、哲学の入門書としてもとても良い本です。学部時代、なんなら高校生時代に出会っていたかった。これを読んでいる期間だけは仕事してても日々がいきいきしていた気がする。
甘糟幸子『料理発見』
休職直後は本が全く読めなかった。そんななかで少しずつ自炊をしはじめて、この本に出会って、エッセイなら読める、と気づいた。内容も最高で、「野生と知性のひと、台所に立つ。食べて生きる力の素が、この一冊にぎっしり詰まっている」という帯がまさしくその通り。1986年に刊行された古い本といえば古い本なのだけど、佛跳牆(!)やタピオカ、小籠包、タコスなどの令和っぽい(?)食べ物に挑戦したり、逆に百合根や滝川豆腐など、今ではめったに出会わない食べ物を愛でていたり。
食への興味や好奇心は、そのまま生きることの興味や好奇心につながるし、異文化や過去、未来の人々への興味にもつながる。いい本でした。
八木詠美『休館日の彼女たち』
小説は途中で飽きてしまったり忘れてしまったりするのであまり読まないのだけど、この本は平置きで気になり、帯で気に入り、そのままレジで会計していた。
ラテン語が流暢で、とある理由であまり他人と会話をしない主人公と、休館日の博物館のヴィーナス像。この2人(1人と1体?)の関係を描いたシスターフッド小説です。
情景と心情と記憶とが詩的な一人称語りでテンポよく進み、ヴィーナスと出会ってからの日々に立ち現れる数々の変化がとても美しく描かれている、かなり素敵な物語。文字量が多くないにもかかわらずドラマティックな展開も多く、なかなか難しいような気はするけど映画を観てみたい。
田中幸・結城千代子『道具のブツリ』
私は学校教育のなかでいうと物理が結構苦手だった記憶がある。数学が苦手(まあ好きではあるけど)なのが強く影響しているとは思うのだけど、公式を覚えておくだけでもなくて、公式を覚えてなおかつどこにどういう力が働くのか、そこにどの式を当てはめるか、という重層的な思考がどうにも難しい。
けれどもちろん物に囲まれて生きているなかで物理に興味がないなんてことはなく、出会ったこの本。スプーン、扇風機、注射器、包丁、ざる、吸盤、ピペット…、さまざまな日常の道具に働いている「ブツリ」の力をわかりやすく、されど骨太に解説してくれる本。挿絵もたくさんでとってもかわいー。あとは本自体が見開きで開きっぱなしにしておける綴じ方(なんか名前あったよね?)なのもニクい。
日常にはたくさんの奇跡のような、けれど必然な現象が働いていて、それを最大限生かすように、人の手によって作られた道具がたくさんあるんだよ。人は道具を作ることで進化してきたわけですから。”丁寧な暮らし”ってこういうことかもよ、って思うよ。中学生くらいの方とか、文系理系選択前の人とかにもおすすめかも(めちゃ読みやすいけど、まだ読み終わってないです)。
買ってよかったもの2023 インテリア編
長谷寺の俵牛人形
大好きなお店、国立の台形で購入したこちら。インテリアとしては奇抜な色な気がするのだけど、なんかどうしても目を離せなくて買ってしまいました。かわいいなーと思って手に取ってみたら手が真っ黒になっちゃって。おしぼりをもらいました。今でも触るときはティッシュ越しです。インドとか中国南部とかかなー、と思ったら蹄の裏に奈良って書いてあって奈良のセンスなのかー!となりました。
奈良の長谷寺の参道でおばあちゃんが作ってるらしくて、「今では作ってないかも?ちょっとわかんないや」と台形の伏木さんが言ってました。調べたら今でも作ってるようで、ふるさと納税の返礼品になっていました。長谷寺、何度か行こうと思っているのですが行けていないので、なんとかこの俵牛が店先で複数頭並んでいるところをこの目で見てみたいところ。あとごめんなさい一度落として脚を折っちゃいました。
秋ごろ、家のようすがようやく固まってきて、これを買ったことで、ついぞ?インテリア熱がふつふつと沸き立ってしまったような気がします。
DUENDE「PICCOLA Compact Tissue Case」
一人暮らしの狭い部屋に、ティッシュケースというものは非常に場所を取る。無印の卓上ティッシュペーパーにあこがれるけど、消耗品を無印で買い続けるのは無印が近くにない私にとってかなりの苦行。テーブルの脚に吊り下げるとかもあるけど、ティッシュケースごと移動したい時ってあるし。
そんな私に、DUENDE「PICCOLA」です。こちらも国立、maikaで見かけて購入。天才のビジュアル。ふつうのティッシュを半分くらい抜き取って、半分に折り込んで、入れるだけ。グレーベージュの色もかわいいね。最初はつるつるプラスチックじゃなくてマットなプラスチックがいいなーとか思ってたけど、漆器みたいで逆にいいかもと思えてきました。
とてもシンプルな構造、というかただの箱なので、これ無印とかStandard Productsとかに見つかったらどうするんだろうという気もするのですが、意匠登録してるのでしょうか。気に入ったのでもう一回国立に行ってもう一個買ってしまいました。
PUEBCO「Paper Towel Holder」
PUEBCOはしばらくGoogleMapでピンを立てていたけど行っていなかったお店。三軒茶屋の三宿側、玉川通り沿いの佐川急便の事務所の横のドアをすごすごと昇っていくと素敵な空間が待っています。きちんとしたものづくりながら全体的にかなりお手ごろな値段で、ほかにもいろいろ買いたいなーと思ったのですが、そのとき買ったのはペーパータオルホルダーとトートバッグ。
キッチンペーパーホルダーは100円ショップでももちろん売っていますが、私はニトリの片手で切れるマグネットキッチンペーパーホルダーからの買い替えです。片手で切れるとはあるのですがキッチンペーパーがまいばすけっとの安くて硬いやつだからかあんまり切れなくて、まあだったらかわいいやつにするか、という思考でした。ニトリのより安いし(100円からのランクアップだったらちょっと尻込みしてたかも)。冷蔵庫の側面が黒いので白い紙とホルダーが悪目立ちしていたという理由もある。
こちらも一応ペーパーの上に金属の棒がついているので、片手では切れないもののソッ…とアシストはしてくれます。赤いゴムのストッパーがワンポイントでかわいいですね。あとはPUEBCOのブランドマークも地味ながらいい味出してます。
つみきセット
馬喰町のHYST、福生のdecoboco、世田谷ボロ市、伊那の産直市場グリーンファーム、諏訪のReBuilding Center JAPAN、大和の骨董市、国分寺の鎹、と11-12月怒涛の骨董品・古道具購入熱。そのなかでも白眉は伊那で買ったつみきセットでしょうか。中身が全部そろっていて1500円。安い。程よく剥げた原色の幾何学立体たち、部屋のどこに置いてもかわいいですね。どんな使い方だってできますよ。箱もかわいいのですが(蓋は割れているが)、その箱の可愛さ(車輪や側面の「つみき」)を生かしつつ置く場所が家にない。どうしようかな。
そのほか伊那については2000円のレコードプレイヤー(もちろん聴ける)、800円の業務用ランプシェード、500円の事務椅子、100円のササラなどなど、とにかくあらゆるものが最高最安でした。本当に爆安なので一人暮らしを始める人間は全員行ったほうがいいですよ。デカい車で。
あと車運転できないけど行きたいよーという私の友人の方、いつでも運転しますのでお声がけください。私も買いたいし。デカい車は得意じゃないけど。
SHARP「TABLE LIGHT LS-911」
とにかくかわいい。とてもかわいい。さらにかわいい仕掛けがあるのですがそれはdecobocoさんのインスタを見るか、私の部屋に来た時に見てください。
ちなみにさっきから写真にたまに赤い光が映り込んでいますが、特に心霊現象とかではなくこの子のかわいさがにじみ出ちゃってる感じです。
decobocoさん、めちゃめちゃ素敵な空間と接客で、私の部屋の理想像も変わりました。金があったら今すぐにでもいろいろ揃えるのだが…。
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ちなみに骨董で安くいいものを手に入れているという感覚はありますが、もちろん失敗もしています。アンティークショップでコーヒーミルを4000円で買ったら親に「骨董市で800円で買ったけど」と言われ、そもそも持ち帰ってみたら私の部屋に置くにはでかすぎた、とか。メルカリで買ったパタパタ時計が動作確認済なのに壊れていてがんばって直して、そうしたら別の骨董屋でもっと安く売ってた、とか。
まあいろいろありますが、インテリアが大変楽しい休職期間でした。このまま続いてくれという思いもありますが、順調に金が完全になくなり、MacBookも壊れたのでかなりどうしようもないです。どうしよう。
買ってよかったもの2023 からだ編
ロート製薬「Calamee Nosebum Gel」
男性(の身体を持つ人間、ないしは男性ホルモンが多い人間)がするメイクというものはどうしてもやはり皮脂テカリ、皮脂崩れとの戦いになるところがあります。私は基本的に女性用の化粧品を使っているのでなおさら。超オイリー肌用の下地とか使ってはいますが、永遠についてまわる悩みです。
そんなわけで今夏新発売のロート製薬のCalameeを使っています。これ個人的にすごいなと思うのがカラミン、つまり酸化亜鉛と酸化鉄という大昔からある成分を使って、LE SSERAFIMのウンチェを起用してZ世代向けに全振りしたマーケティングをしているところ。なんでほかの製薬会社化粧品会社はやらなかったんすかね?マジでかっこいいと思います。
効果も多分大幅にテカリが抑えられているような気がします。あと安いし、デカいし。すばらしー。
innisfree「GREEN TEA SEED SERUM」
これはわかんないけどまあなんかいい気がします。導入美容液ってよくわかんないっすよね。数年前、お風呂上がりにプシューっとしていたアベンヌウォーターですらなぜかちくちくしたことがあった(!?)私の最悪な肌ですが、これは合っている気がする。
でもそろそろ切れるけど3410円ってわりと高いな。たぶんセールの時に買ったと思う。ちなみにパウダーもinnisfreeです。
ラメルテオン(ロゼレム)
まあ、薬も買ってるものですから。
抗うつ剤・抗不安薬も買ってよかったにたぶん入るのですが、とりわけ印象が強かったのはラメルテオン。睡眠薬というよりはメラトニンに似た成分なので、睡眠導入剤みたいな感じでしょうか。私はiHerbで数年来メラトニンサプリを買っていて、眠りづらいときに摂取していたのですが、それを医者に伝えてみたら処方薬であるので試してみますか、とのこと。
含有量がサプリの倍以上だったので怖気づいていたのですが、これがすごい。もちろん仕事を休んでいて、翌日に特に嫌な予定がない、という心理的な影響もあると思いますが、寝付きと寝起きがべらぼうにいい。3時くらいに寝てるのに朝7時-9時くらいにすっと起きてしまうこと、自分でもまだ信じていません(早く寝ろ)。すごい。こわい。やはり人間は化学物質で動いています。
買ってよかったもの2023 身に着けるもの編
スケートをしている熊が描かれているキラキラスウェット
今年は服をあんまり買ってないような気がします。唯一思い出に残っている服はスケートをしている熊が描かれているキラキラスウェットです。12月はもう15日間くらいこれを着ていたかもしれません。友達みんなこれで会ってます。元気だよということが見てわかりますしね。日吉の無人古着屋で1000円で買いました。夏のおちゃらけたシャツは安いし結構見かけるのですが、冬のおちゃらけた格好は高いしあまり見かけない。ダサセーターもっと欲しいのですが、どこに売っているのですかね。
SOPHIE & MIRA「JEDO EAU DE PARFUM」
数年前から香水のサブスクCOLORIAに契約していて、こういうところから順調に金が減っていくんですが、まあ楽しいので良いでしょう。
私は初夏みたいな香水を一年中つけがちで、基本的にホワイトティー関連の香りが好き。こちらはライムと紅茶が香る香水で、甘すぎずすっきりとしているものの、ふくよかでまるい香りでめちゃめちゃすき。JEDOというのは江戸という意味ですね。「首都である東京は、日本だけでなく世界に目を向けた女性が集まる街。」とか書いてありますが、COLORIAにはユニセックスとして載っていますわよ。
THOUSAND COLOURS「E1997 RAIN SOUND」
これは去年に選んだ香水ではあるのですが、かなりおすすめなので掲載。男性のつける香水の大きな問題として、「甘くないけどフルーツっぽい」ものがかなりないと思ってます。シトラスであれば上記のようにライムとかベルガモットとかでもいいんですが、ベリーとなるとかなり少ない気が。
そんななかで非常にすばらしい解決策がこちら。ブラックベリーとローリエをメインにした香水で、甘くないのにしっかりベリー、かつグリーン。あまり尖っていない香りで、肉料理のブーケガルニとベリーソースだけを取り出したみたいな感じ(そりゃそうだろブラックベリーとローリエなんだから)で好きな香りです。
買ってよかったもの2023 番外編
番外編。何よりも、今住んでいる部屋です。借りてよかった2023ベスト。ベストレント賞受賞です。
昨年10月に引っ越した木造アパートは壁も天井も窓もすべてが薄く、あらゆる音が聞こえ、あらゆる音がダダ洩れ。12月からもう家探しを始め、審査負け、情報間違え、1日ずれで内見できない、審査負けなどを繰り返し、4月に内見したこの部屋。
鉄筋、今年3月に室内リノベ、2階、角部屋、ベランダあり、コンロ2口、ワンルーム(狭いキッチンが嫌であえてワンルームを探していた)、温水洗浄便座、独立洗面台、駅から徒歩6分、憧れていた街、路駐をしても通行の邪魔にならない前面道路、近くの商店街の色温度の低い電灯、相場からかなり安い家賃。即入居です。ゴールデンウィークに入居して、ぎっくり腰になったのはまた別の話ですが。
洗濯機置き場がちょっと変な位置にあり、部屋の入口が窮屈なこと以外、とにかく最高な家。今はその入り口も茶室のにじり口みたいでいいじゃんと思えてきました。西向きなこともねぼすけな私にはOKです。家賃もまあ、休職手当でなんとかむりやり払っています、というかお金がないからとか言って退去していい部屋ではない。金がなくても、なんとかして住み続けます。
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まあいろいろありましたが、やはり休職してから(9月以降)の買い物が大半でしたかね。本当はもっといろいろ買っているしほかにも伝えるようなことはあったような気がしますが、とりあえずぱっと思い浮かぶものはこのくらい。行ってよかったところも本当は書きたいけど一旦1年振り返り欲が満たされてしまったかも。ところで失った/壊れたものも多く、健康、収入、カメラのレンズ、そしてMacBook。やばいです。
生活はとっても楽しい。生活と書いていきいきと読みますので、いきいきと9000文字書いていましたね。みんな私の家に、私の生活に遊びに来てください。それでは。